大人になってから人前で何かをする機会はありますか?
私は数年前からバイオリンの発表会で年に一回人前に立っています。
ただ、私は根っからのあがり症で、子供の頃にも人前でピアノを弾いていたはずなのに一向に慣れません。
それでも、やっぱり私はバイオリンが好きで、ホールに自分の音が響く瞬間がたまらなく好きです。
今回は、発表会に出てみたいけれど私と同じあがり症でなかなか踏み出せない人のために、私が毎年発表会へ向けてどんな練習をしているか、そして本番はどのように乗り切っているのかを残そうかと思います。
本番前にやっている練習方法
伴奏ありの通し練習を増やす
まず大前提として、どんなに回数を重ねてもきっと緊張しなくなるなんてことは絶対にないと思います。
であれば、緊張しても最後まで演奏しきるための対策をすることが必要です。
そこで私は本番が近くなるとYoutubeで伴奏動画を探して(CDありの楽譜ならその音源)、それに合わせて何度も演奏するようにしています。
ここでのコツは間違えても決して止めずに最後まで通すことです。
そうすることで、
- 間違えても途中で止まらない
- 間違えた後にきちんと持ち直す
といったスキルが身につきます。
これが結構大切で、緊張すると必ず不測の事態はおきます。
いつも間違えないところで間違えてパニックになることもあるんです(体験談)。
でも、間違えても止まらない練習をしておくことで、不測の事態が起きてもまたすぐに持ち直すことができるんです。
人前で弾く機会を意図的に作る
もう一つ発表会が近づいて来たら行う練習として、演奏を人に聴いてもらう機会を数回作るようにしています。
私の場合は、親・祖母・友達もしくは親戚の3回ほど誰かに聴いてもらうようにしています。
私は知らない人よりも知人に聴かれる方が緊張するタイプで、そういったこともあってこの機会はとても大切です。
それでもやっぱり本番は会場の雰囲気もあってそれとは比にならない緊張をしてしまうんですけれどね笑
本番中に考えていること
ミスをしても引きずらない
次に緊張しながら迎える本番中に私が何を考えているか、そして心がけているかをご紹介します。
まず1つ目は、失敗を気にしない・引きずらないことです。
本番は緊張して指先が震えてしまうこともあり、人前で弾くことに慣れていない人であれば練習の6割弾ければ良い方です。
なので失敗することはもう前提とし、それを引きずらないことが大切です。
引きずってしまうと、その後の演奏に影響が出てしまいます。
それよりも持ち直して後半上手く弾ければそれで十分じゃないでしょうか
それくらいの気持ちでステージに上がった方が思い切り演奏できますよ。
あまり頭で考えずに音を感じる
私が心がけていることの2つ目は、何も考えないことです。
本番当日ステージに立つと私は、自分でも笑ってしまうくらいに緊張します。
そんななか、失敗したらどうしようとか、ここは練習通りにこう弾かなくちゃ、なんて色々と考えると当然パンクします。
なので私は本番当日は自分が出す音に、空間に広がる音に身を任せて、身体が動くままに演奏します。
たくさん練習すれば練習した分だけ、演奏を身体が覚えてくれます。
だからステージの上ではごちゃごちゃ考えるのは止めるんです。
そうすることで最初は緊張して震えていても、気がつけば曲に入り込んで演奏が楽しくなってきますよ。
あがり症との向き合い方・心構え
完璧を求めない
緊張する本番では練習以上のパフォーマンスは発揮できないのが普通です。
つまり、本番で完璧に演奏しようなんて考えなくていいんです。
プロの方たちですらステージ上では100%の本領発揮は出来ないと聞きます。
そりゃあ私のような趣味で音楽を楽しんでいるだけの人間に、ステージ上で完璧な演奏なんて出来るわけありません。
何度でも言いますが、完璧なんて求めず、せっかくのステージ上で演奏出来る機会を存分に楽しめばいいんです。
緊張するのは当たり前と考える
そしてこれも何度でも言いますが、緊張を克服することはほぼ不可能だと思います。
緊張しない努力をするよりも、緊張とどう上手く付き合って行くかを考えて行動する方が効率的ですし確実に成長できます。
それに不思議なことに、「緊張しないように…」と構えている時よりも、「緊張するのは当たり前だし仕方ないからもう開き直ろう!」と考えているときのほうが緊張しても気がラクで、構えていた時よりも何となく緊張していないような気がするんです。
緊張も友達、くらいに気楽に本番を迎えてしまいましょう笑
私と同じあがり症のあなたへ
ここまで色々と対策や考え方をご紹介しましたが、私は極度の上がり症です。
子供の頃に習っていたピアノで10数年間毎年、発表会に参加して人前で演奏していたし、大人になった今、バイオリンで発表会に参加するようになって4年です。
これだけ経験を重ねても、人前に出ることにはいまだに慣れません。
それでも毎年発表会へ参加するのは、「ステージの上で演奏出来るせっかくの機会を大切にしたい」「こんな機会でもないと他の生徒さんがどんな演奏をするのか聴くことなんてできない」そして何より…もしいつか誰かの心に響く演奏を出来る日を迎えられたら…そんな気持ちが緊張を上回っているからです。
それに、緊張しながらも挑戦を重ねてきたことは、演奏面でも実際に成長につながっていると感じています。
発表会は楽しいですよ。
もし緊張しちゃうから…と迷っている方、
極度の上がり症の私でも毎年無事に演奏できているから大丈夫です!
参加してみたいな、という気持ちが少しでもあるなら1度参加してみちゃいましょう!



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