「ウィキッド 永遠の約束」の感想│エルファバとグリンダの友情の結末

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ずっと公開を待ちわびていた、映画『ウィキッド 永遠の約束』(ウィキッド後編)を観てきました。

前半を観た時点ですでにかなり満足していたのですが、後編も期待を裏切らず本当に良かったです。

観終わった直後の感想としては、
前半は音楽、後半はストーリーがより印象に残りました。

今回はそんな後編を観た感想を、余韻に浸ったままの気持ちで記録しておこうと思います。

※公開したばかりの映画のため、物語の核心には触れないよう落ち着いた感想にはしていますが、人によってはネタバレと感じてしまう場合もあるかと思います。
新鮮な気持ちで映画を観たい方はこの先ご注意ください。

前編の感想も記事にしてあるので、良ければ覗いてみてください。

ウィキッドは2人の魔女の成長物語

鑑賞直後の印象と感想

後編はストーリー展開がやや駆け足に感じました。

そのせいか、実際の上映時間よりも体感時間がかなり短く感じ、あっという間に物語が終わってしまっていました。

とはいえ、ストーリーが雑ということもなく、置いてけぼりをくらうなんてことはありませんでした。

やはりすごかった字幕版の迫力

前半は「吹き替え → 字幕」の順で観たのですが、シンシア・エリヴォさんの歌唱力に圧倒されて、今回は最初から字幕で鑑賞しました。

そしてやっぱり今回も、圧倒的な歌唱力と迫力。

ただ…前半と後半を通して考えると、歌の最高潮は個人的には
「自由を求めて(Defying Gravity)」だと思いました。

あの歌のシーンほどの鳥肌は、後半では感じなかったかなというのが正直な感想です。
とはいえ、後編には演劇版にはない楽曲もあり、音楽自体はもちろん素晴らしかったです。

永遠の約束は“曲”よりも“物語”が心に残った

後編の「ウィキッド 永遠の約束」は何よりエルファバとグリンダの友情の物語が本当に印象深くて、シンシア・エリヴォさんのDefying Gravityに全てを持っていかれた前編よりも、より物語が印象に残りました。

後編の物語の終盤までは、お互いに仲良くなる前の呼び方に戻っていて、そこに、歩む道が分かれてからの時間と心の距離がすごく表れていると感じました。

それでも、心のどこかではお互いを思っている。
そして最後、色々な出来事を乗り越えた先で、また仲良くなってからの呼び方に戻るんです。

そこからの「For Good」

……もう、本当に最高でした。
物語として完璧な流れだったと思います。

それからエルファバとグリンダの二人から切り離して考えることの出来ない存在、フィエロ王子。

後編での扱いは、少しあっさりしている印象で、その演出のせいか、グリンダとエルファバの間で少しフラフラしているようにも見えてしまったのですが……

でも、最初はチャラチャラしていたフィエロ王子が、最後にはしっかり覚悟を決めて行動する姿はとてもかっこよかったです。

そしてもう一つ印象的だったのは、『オズの魔法使い』とのつながり方。

  • ウィキッドの舞台版を観ていない
  • 『オズの魔法使い』を観たことがない

という場合でももちろん楽しめますが、もしまだどちらも観ていないのであれば、先に『オズの魔法使い』を観ておくとより楽しめると思います。

「ああ、ここがつながるのか」と思う部分がいくつもありました。

エルファバとグリンダ、最高の友情物語

ウィキッドはエルファバとグリンダの友情の物語であり、2人の魔女それぞれの成長物語なんだと感じました。

前編はエルファバの成長と決断
後編はグリンダの成長と決断

全体を通してそんな印象を受けました。

始めはお互い毛嫌いしていたのに、最後はかけがえのない唯一無二の親友。
最後に2人で歌うシーンは感動で涙なくして観られませんでした。

後編の『ウィキッド 永遠の約束』も間違いなく最高の映画でした。
前半を観て気に入った人なら、後編もきっと満足できると思います。

エルファバとグリンダ、2人の物語を最後まで見届けて本当に良かったと思える映画でした。

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