はじめに
はじめまして!にいやまと申します。
事務職として日々奮闘中の、どこにでもいる30代OLです。
突然ですが──この記事を読んでくださっているあなたは、
「今の職場にこのままずっといていいのかな?」と不安を感じたことはありませんか?
私は現在、そこそこのお給料をいただきつつ、残業・休日出勤もほぼなし。
プライベートを大切にしながら働ける、理想的な環境で事務職を続けています。
でも、ここにたどり着くまでには、いくつかの転職と、迷いや葛藤を乗り越えてきました。
私の社会人スタートは、工場の作業員でした
家庭の事情で大学進学は選ばず、商業高校を卒業してすぐに働き始めました。
最初の職場は、高卒にしてはお給料もボーナスもよく、経済的には満足していたんです。
でも──ある日ふと、こんな不安が心をよぎりました。
「このままでいいの?」将来への不安と最初の転職決意
「このまま何十年も、スキルも資格もないままでいいのかな?
もし会社が傾いたら、私はどこにも行けない“ただの作業員”のままじゃないか……」
不安と向き合った結果、「今のうちに何か身につけよう」と決意。
私にとっての最初の転職が、ここから始まりました。
転職先で出会った、人生でただ一人の“師匠”
そこからは「とりあえずやってみよう」の精神で、いろいろと試行錯誤を重ねました。
そして最初の転職先で──
私にとって “人生で唯一の師匠” とも呼べる方(勝手に呼んでます笑)と出会いました。
その方は、元先輩であり、元上司。
私の社会人歴10年以上の中で、唯一、今でも尊敬し続けている人です。
当時の職場は、定時18時。でも実際に帰れるのは21時〜23時、納期前は朝方なんてこともありました。
そんな中、私はその上司に「自分のスキル不足と仕事の効率が悪いこと」で相談をしました。
するとその上司は──
なんと定時後に、有志でExcelの勉強会を定期開催してくれるようになったんです。
そこから私の ”Excelと歩む社会人人生”
そして ”仕事の効率化を考える社会人人生” が始まります。
Excel勉強会と“成長する働き方”との出会い
仕事終わりは22時近く。それでも、そこから1〜2時間の勉強会。
奥さんと小さなお子さんがいる方だったので、今振り返ると「本当にありがたい反面、ご家族の時間を奪ってしまって申し訳なかったな…」という気持ちもあります。
でも、その想いを正直に伝えたとき、返ってきたのはこんな言葉でした。
「自分は、努力する人のためにできることがあるなら力を貸してあげたい。
ましてそれが自分の部下なら尚更。だから遠慮なんてしなくていい。」
人生で初めて “日常で感動する” という体験をしました。
こんな人になりたい──心から、そう思いました。
今、私が営業事務として働けていること。
これまで数回の転職を経てきた中で、前に進めたこと。
そのすべてはあの元上司のおかげだと、10年経った今もずっと感謝、そして尊敬し続けています。
そして今──私がブログを始めた理由
定時で帰れるようになった今、ふとその言葉を思い出しました。
そして、ありふれた事務員である私の経験でも──
誰かの心を、ほんの少しだけでも軽くできるかもしれない。
そう思って、このブログを始めることにしました。
これを読んでくれた、あなたへ
このブログでは、スキルアップの過程やこれまでの経験談、
そして日々の小さな気づきを、ゆるっと綴っていきます。
同じように迷っている方の“心が少し軽くなる”きっかけになれたら、嬉しいです。
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