最近はすっかり動画の時代ですね。
特にショート動画が流行していて、私自身も気づけば情報収集の大部分が動画頼りになっていました。
手軽に理解できるし、忙しい社会人にとってはとても便利。
でも、久しぶりに本を一冊読み切ったときにふと気づいたんです。
読む力が弱っているかもしれないと。
動画は視覚的に理解できる分、どうしても受け身になりがちです。
でも、文章を読むとなると「自分の頭で考えて理解する」プロセスが必ず必要になるんですよね。
本をよく読んでいた時期は、情報に流されることはなく、今よりも情報の取捨選択する力がもっとあった気がします。
今回はそんな気づきから、「読む」という行為がなぜ大切なのか、そして情報が溢れる時代にどう向き合っていけばいいのかを、私自身の体験を交えてお話ししてみようと思います。
「読む」ってどういうこと?動画慣れした今だから考えたい
なぜ“読めない人”が増えているのか
ここ1年くらい情報収集のメインや作業のお供に動画を流していて動画中心の生活を送っていました。
そんな生活を続けていて最近久しぶりに本を読んだんです。
そしたらですね…文字を長時間読めなくなっていました。
気づいた時にはかなりショックでした…数年前は1日中本を読んでいることだってあったのに、今は1冊読み終えるだけでも時間がかかります。
自分のそんな状態に気づいてから、ふと思ったことがあります。
そういえば私だけじゃなくて、周りにも文字読むのが苦手になってる人が増えてるんじゃないか…?
そう思った理由なのですが、何度か転職してきた中で社内のやり取りがチャットメインになっている会社もいくつかありました。そして、そういう会社は総じて常に誰かが揉めてます。
それって文字を読むのが苦手な人が増えてきているせいで、相手が伝えたいことを正確に読み取れず揉め事に発展しているのではないか?
かくいう私も文字が読めない、というより考えるのがめんどくさいとなってしまって、必要のないお金を払ってしまったことがあります。
某有名人が「稼ぎたいならYoutube等の動画で情報弱者を上手く誘導した方が確実」というような内容の発言をしていたのを思いだしました。
それってつまり、動画にばかり頼っていると考えることが苦手になって判断力が落ちる、ということなんでしょうね…。
読書は“自分のペースで考える”トレーニングになる
そんな感じで今のままだと良くないなと動画と読書、文字からの情報収集をバランスよく使うことを念頭に置いて生活をしている今日この頃です。
また少しずつ文字を読むようになり、文字から物事を判断するときは動画と違って自分のペースで読み進めるためきちんと考えるようになりました。
これが「読む」ことと「考える」ことなのかもしれませんね。
読むことが習慣になり気づけば文章も書けるようになった話
こうして少しずつではありますが文字に抵抗のない前の自分に戻りつつある今、こうしてブログを書くのが楽しいです。
半年前くらいは長文を書かなきゃいけないブログなんて自分には絶対無理だと考えて、画像がメインのInstagramで勉強した内容を残そうと思いました。
しかし、本を読むようにした今こうしてブログを書いてます。
習慣ってすごいですね。
こうして自分でも長文を書くようになって思ったのですが、やはり「読む」こと「考える」ことは偉大。
いくら自分の体験を残していく自己満足のようなブログだとしても、内容がめちゃくちゃにならないように構成を考える必要がありますし、こうして自分の文章を読みながら文字を打っている今もとても勉強になってます。
忙しい人でもOK!読書を習慣にする簡単な工夫
でも忙しくて読書の時間なんて取れないよ、そんな風に考えている人も多いのではないでしょうか。
そんな人は寝る前の5~10分を読書に充てるのはいかがですか?
最初はそれだけでも、習慣化すれば気づいたら読書時間が伸びていた、なんてことになる可能性だってあります。
まずはぜひ1日1章読んでみてください。
読書は“攻撃力と防御力”を育てる最強の自己投資
本といっても、物語、ビジネス本、参考書、自己啓発本と色々な種類があります。
物語であれば想像力が上がりますし、ビジネス本や参考書は仕事のスキルアップに繋がる等、読むことはただ考える力が上がるだけではなく自分の成長にもなります。
さらに長文を読むことに抵抗がなくなれば何かを購入、契約する際に契約書も読み飛ばさずきちんと読めるようになって自分を守る力も身につきます。
自分自身の攻撃力と防御力両方を高めていきましょう。
自分で「読む」こと「考える」ことについて考えさせられた最近のお話でした。
私が昔大好きだった本も紹介したりしていますので、よければぜひ覗いてみてください。
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