つい最近、同じ事務職の友人と飲んでいた時、「事務職への順応性が高い新人さんってどんな人?」という話になりました。
話していくうちに、ある共通点が見えてきたんです。
──それは「ゲームが好きな人」。
最初は偶然かな?と思いましたが、思い返してみると、確かに飲み込みが早い人の中にゲーマーが多かったかも……なんて。
意外と深い話だったので、記事としてまとめてみることにしました。
色んなゲームのやり込み。実は武器になるかも
事務職の現場ではソフトの慣れが意外な壁になる
事務職の仕事の一つに書類作成があります。
書類作成と言っても様々なテンプレートがあったり、そもそも作成するソフトが違ったりすることも多く、覚えるまで地味に大変だったりするんです。
ソフトが違えば操作性が全く違うわけで、出来上がりは似てるのに完成までの手順が全く違う。
そうなると、いかにそのソフトを使いこなせるかで業務スピードは大きく変わってきます。
そういった部分が原因で、事務業務へ拒否反応を示す人も一定数いるんですよね。
ゲーム好きの仕事飲み込み早い説
でも、そんな風に拒否反応を示す人がいる一方で、すんなり順応する人もたくさんいます。
そのソフト使ったことあるの?ってくらいに。
その人たちと仲良くなってみると、趣味の一つにゲームが好きって答える人が結構いたことに思い返してみてびっくりしました。
これは偶然なのか必然なのか、友達と考察した内容をここでご紹介します。
UI理解力=業務ソフトへの対応力
ゲームって作品ごとにUIが全く違いますよね。
そして、ゲーマーにとって新しいUIに慣れるのは日常茶飯事。
※UI(ユーザーインターフェース)とは、画面の見た目や操作方法などの使いやすさを決めるデザインのことです。
そんな日々の積み重ねのお陰なのか、不思議なことに全くの初見でも「あ、設定はこの辺にありそう」と、なんとなく構造が読めることってありませんか?
これは、ゲームの共通する構造やアイコン配置を何度も経験しているからこそだと思うんです。
この ”なんとなく使い方が読める感覚” 、実は業務ソフトにも活かされる力なんです。
Officeソフトとゲームの共通点
Officeソフト、というよりも業務システムやゲームのUIにはある程度共通点があります。
それは、そのソフト独自の機能以外は大体似たような構成ということ。
例えば、戻るボタンや閉じるボタンは四隅のどこかにありますし、メニュー内には必ず設定ボタンがあり、そこに入れば大体の環境設定が可能です。
設定内のメニューだって、音量や画面表示設定など、システムのベース部分はどんなソフトでもほとんど同じで、様々なUIに触れてきたゲーマーは直感でそれを読み取るのがとても早いんです。
それに、そのソフト独自の機能だとしても何が出来るソフトなのかが分かれば、どういう操作がどのようなグループ分けで配置されているかも何となく分かるようになります。
これはもう、業務システムとゲームの立派な共通点と言ってもいいのではないでしょうか。
ゲーム好きな人が順応が早い理由
「楽しみながら反復し、パターンを読み取って最適行動を選ぶ」──
実は、仕事のスキルにも通じると思いませんか?
特に事務職では「どの手順が一番早いか」「このソフトは何ができるか」を短時間で見抜く力が求められます。
ゲーム経験がある人は、自然とこうした “読み取る力” が鍛えられているのかもしれません。
趣味が武器の一つに変わる時代
今回の話を友達としてから、どんなことも視点を変えてみたり、頭を使いながら挑戦することで学びに変わるのではないかと考えるようになりました。
ゲームじゃない別の趣味でも、実は気づかないだけで仕事に役立っているかもしれません。
そう考えると、いつもの楽しみ方とはまた違った楽しみ方も出来るな、なんてちょっとわくわくしてしまいました。
スキルにはならないだろうなぁ、なんて考えていた趣味が実は意外なところで役に立っているなんてことが、他にもたくさんあるはずです。
もし今回の私が少しでも気になったら、あなたも自分の趣味が実は本業で役に立ってないか、ちょっとだけ視点を変えてみてみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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