Lofree flow Liteの魅力と“注意点”|会社と自宅両方で使い続けてわかった本音レビュー

実践と気づきの記録

前回は、手首の腱鞘炎に悩まされたことについてお話ししましたが、
実はその悩みが解消したと思った矢先、今度はここ数日、左手の指先に痛みを感じるようになっていました。

指先が痛むなんて初めてのことで原因がわかるまでの間は「心当たりがないけど、何が悪かったんだろう…」「これ以上悪化して、仕事やブログ、趣味のバイオリンに影響が出たらどうしよう」と、ずっと不安な気持ちでいました。

でも今は、ようやく原因がわかり、不安も落ち着いてきたので──

同じような悩みを抱えている方の参考に、そして未来の自分のためにも
今回の気づきをここに記録しておこうと思います。

 

Lofree flow Liteを数日間使い込んだ感想

指先の痛みから始まった「もしかして…」という気づき

数日前、仕事中にいつものように電卓をたたいていたところ、
左手の指先に違和感を感じるようになりました。

とはいえ、この時点ではまだ「少し気になるな」くらいの感覚。
仕事も立て込んでいたので、そのまま無視して作業を続けたのですが──

翌日には、キーボードや電卓が打てないほどの痛みが左手中指の先に出てしまいました。

もう本当に痛くて、「何が起きたの!?」という気持ちで、
『指先 痛い』『指 腱鞘炎』『指 痛み 原因』など、
とにかく思いつく限りのキーワードで検索しまくりました。

でも、自分の症状にピタッと当てはまる情報が全然見つからない…!

そこで思考を切り替えて「いつ、どういうときに痛いのか?」を改めて整理してみることにしました。

出てきた特徴はこんな感じです↓

  • 痛いのは中指の先端のみ
  • 何もしていないときは痛くない
  • キーボードや電卓をたたいているときだけ痛い

……ここでようやく、ある “使用環境の変化” に気がつきました。

最近、会社と自宅のキーボードをどちらも買い替えていたのです。
それが、Lofree flow Lite。

もともと「Lofree DOT Foundation」を購入してすっかり気に入っていた私は、
他のモデルも気になって、打鍵音や見た目に惹かれてflow Liteを追加購入していたのでした。

「今日はこれにしよう♪」なんて思ってはいたものの、やっぱり新しいガジェットは使い倒したくなるもの。
結局、1週間ほど会社でも自宅でもLofree flow Liteをフル稼働していました。

そして調べていくうちに、ようやく気づいたのです。

この痛みの原因は、製品自体の問題ではなく、
Lofree flow Liteが分類される“ロープロファイルキーボード”の構造的な特徴だった、ということに。

 

ロープロファイルキーボードの構造と、意外な注意点

まず、「ロープロファイルキーボード」とは何かを簡単に説明すると、
通常のキーボードよりもキーの高さが低く、全体がフラットな設計のものを指します。

このロープロファイルのメリットとしては、たとえば…

  • 高さがないため、リストレストなしでも手首が疲れにくい
  • リストレストを使わないぶん、省スペースで作業できる

マウスのときと同様、身体への負担の軽減や省スペース化は大きな魅力ですよね。
私も最初は、「これなら長時間作業もラクになりそう!」と思って使っていました。

でも──
実は、高さが低いことで“別の負担”が発生していたんです。

それが、指先への負担です。

ロープロファイルはキーストローク(キーの沈み込み)が浅いため、
打ち下ろす動作が小さいぶん、衝撃が逃げずにそのまま指先に返ってくる構造になっています。

つまりキーボードを打つたびに、ほんの少しずつ「指で机を叩いているような状態」になっていたんです。

私のように、毎日ブログで長文を打ち続けていたり、
仕事でキーボードに触れている時間が長い人は、
気づかないうちにダメージが積み重なっていたのかもしれません。

そこで「もしかしてこれが原因では?」と思い、
自宅ではLofree DOT Foundationに戻して、会社はそのままにしてみることに。

すると──なんと2日ほどで痛みが完全になくなりました。
そのとき、「やっぱり原因はこれだったんだな」と確信することができたんです。

 

Lofree flow Liteの魅力:見た目・音・打鍵感は本当に最高

ロープロファイルキーボードを使い続けると、指先に疲労が蓄積してしまうことがわかりました。

でも──
それでも私は、このキーボードの魅力を手放したくなかったんです。

まず見た目。
シンプルで、くすみカラーのあたたかさに、ゴールドのアクセントが映える洗練されたデザイン。

そして、YouTubeのレビューでも絶賛されていた通りの、
心地いい “コトコト” と響く打鍵音と打鍵感。

本当に最高でした。
指先さえ痛くならなければ、ずっと文字を打っていたいくらい心地いい使い心地なんです。

だから私は「もう使うのやめよう」とは思いませんでした。
どうしたらこのまま使い続けられるか──その方法を色々と考えました。
(何より…すでに結構お金かかってますしね笑)

 

Lofree DOT Foundationとの使い分けで改善!適材適所が大事だと思った

長時間の使用によって少しずつ疲労が溜まり最終的に指先が痛くなるのであれば…

私が一番キーボードを使っている “ブログ執筆時” だけ、より負担の少ないキーボードに切り替えればいいのでは?と思いました。

そこで、会社では Lofree flow Lite、自宅では Lofree DOT Foundationという使い分けを試してみることに。

結果、しばらくそのスタイルで使い続けてみても指先が痛くなることはありませんでした。

つまり、Lofree flow Lite そのものが悪いのではなく、
使用する時間や用途の問題だったんだなと納得することができました。

少なくとも私の場合、事務職として仕事中に使う程度の時間・文字量であれば、Lofree flow Lite でも問題なさそうです。

Lofree DOT Foundationについての感想を知りたい方は、以前書いた記事もぜひ読んでくださると嬉しいです!

おわりに

YouTubeでは絶賛されているレビュー動画がたくさんあります。
それらの内容も実際に触ってみた感触として間違ってはいませんでした。

ただ、多くのレビューは「購入直後の感想」であることが多く、
今回のような “使い続けてわかる落とし穴” には気づきにくいのだとあらためて実感しました。

Lofree flow Liteは、本当に魅力的でおすすめできるキーボードです。
ですが、文章入力がメインの方や、長時間タイピングされる方が購入を検討している場合は、ロープロファイル以外のタイプも含めて比較してみると、リスクを減らせるかもしれません。

キーボードは自分のスタイルに合ってこそ真価を発揮する道具だと思います。
皆さんも、自分にぴったりの相棒を見つけて、快適で楽しいパソコンライフを過ごしてくださいね。

今回も、最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。

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