最近退職代行が流行ってる話をよく聞きます。
私も何度か転職をしているので、色々な理由があり会社を辞めたい気持ちは良く分かります。
ですが、辞めた後のこともちゃんと考えてますか？
今回は会社を辞めるか迷っている人が辞めてから後悔しないように、私の経験談からやめた方がいい転職についてお話したいと思います。
転職＝正解とは限らない
転職をちょっと待った方がいい3つの状況
まず私の経験上一度踏みとどまった方がいい理由と状況をあげます。
- 入社1、2か月で会社や仕事が合わないと感じる
- 特別やりたいことがあるわけではない
- 全く貯金がない
入社1～2か月で会社や仕事が合わないと感じる
パワハラ・セクハラがひどいという会社じゃないかぎり、なんか合わないなって理由で入社1～2か月で辞めるのは基本的にとどまった方がいいです。
入社1～２か月だとまだ研修期間中であることが多く、上司や先輩も様子見で少し距離を置いていることもあります。
半年頑張ってみると任される仕事が増えて、思ってたよりも楽しいなんてことも結構あります。
職種によっては1年続けることでようやく１シーズン体験することができ、やっと面白みを感じる業務もあるので1～2か月で辞めてしまうのは本当にもったいないです。
特別やりたいことがあるわけではない
これ、そのまま衝動的に辞めてしまうと次が見つかるまで本当に時間がかかります。
やりたいことがはっきりしていないと求人を探すときに条件に目が行きがちになりますが、条件のいいところは競争率が高いので、何となく応募する人が熱量が高かったりスキルの高い人に勝てるわけがなく…。
それでも辞めたいのであれば、今の会社に在職中に職務経歴書を作成して自分の所持スキルや経歴の棚卸をしておいた方が転職時に役立ちます。
全く貯金がない
これはもう何も説明はいらないと思いますが、転職には思っているよりお金がかかります。
中途採用となるとリクルートスーツは使用できないため新しくスーツ周り一式を購入する必要がありますし、すぐ次が見つかるとは限らないため就活期間の生活資金は確保しておく必要があります。
これの解決方法としてはシンプルで、在職中に次の会社を決めてフリー期間を無くことです。
他にもありますが、辞めた後に後悔する状況って大抵上記のどこかに近い状況であることがほとんどです。
どんな理由にせよ、自殺寸前まで追い込まれていない限りは次を決めてから辞めた方がいいです。
次を決めてしまえば辞める時の引き留めに揺らくことはなくなるし、辞める理由をあれこれ考えて伝えなくてもいいからです。
転職活動こそ”心の余裕”がカギになる理由
今の会社を続けながら転職活動を行うことは、焦りと不安の気持ちなく行動できるという利点もあります。
少なくとも今の会社を辞めたわけではないので金銭的な不安はないですし、なかなか決まらなくても納得のいく会社から内定をもらえるまで、安定した場所からいくらでもチャレンジできるので心の余裕が生まれます。
心に余裕のある状態で転職活動を行うことって本当に大切です。
焦りのある状態だと正常な判断を下せませんし、在職中に次を探すことで今いる環境と応募した会社を比較することが出来ます。
より良い会社員生活を送るためにも、新しい会社は心に余裕のある状態で決めてください。
私が転職で失敗し続けた末に見つけた“成功のコツ”
ちなみに私のこれまでの転職活動ですが、やらない方がいいことをすべて経験済みです。
そしてすべての状況でもれなく後悔しています。
本当に後悔したので、今の会社に応募する時は前項の内容すべて気を付けました。
在職中にまずは自分のスキル整理のための職務経歴書作成、そして自分のやりたいこと好きな業務は何なのかをしっかり振り返ってそれを満たせる会社はどんな会社なのかリサーチ、そして転職エージェントに相談に乗ってもらいながら、最後は心に余裕のある状態で面接に挑むことですね。
項目として書き出すとたったこれだけ、これを意識するだけで一番最近の転職は失敗しませんでした。
焦って辞める前に読んでほしい、転職に必要なたった1つのこと
定年65歳まで一生働き続ける会社を新卒一発で見つけるなんて本当に難しいですよね。
今の時代は特に職業選択の自由が色濃く転職しやすいですし。
でもだからといって短期間で転職を繰り返すと、「計画性がない」「こらえ性がない」「何かしら問題を抱えている人」そんな風に評価されてしまいます。
入社して体験しないと分からないことも多いですが、回り道をしないためにも転職活動はゆとりをもって慎重に行ってください。
私の失敗談がぜひ役に立つことを祈っています。
とどまるべきか、転職するべきかどうしても決められないときは、専門家に相談に乗ってもらうのも一つの手です。
おすすめの転職サービスについての記事も書いてますので、ぜひ覗いてみてください。
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